今回は、2017年7月に行ったマレーシアのペナン島、その中心街である『ジョージタウン』を歩き回った時の事をご紹介します。
マレーシアで『ジョージタウン」を目的地に選んだ理由の一つは、2008年に『マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群』で世界文化遺産に登録された街だったからです。
観光にはうってつけと思い決定しました。
関西国際空港からペナン国際空港へは、直行便がありません。
経由便だと色々選択肢はありますが、今回はキャセイパシフィック航空を利用し、香港経由でペナン島へ行きました。
香港だとちょうど真ん中辺りになる為、長時間乗り続ける必要がないので、楽ちんでした。
関西国際空港10:00→13:00香港国際空港(CX503)
飛行時間4時間
香港国際空港15:10→18:50ペナン国際空港(KA691)
飛行時間3時間40分
香港からの出発便が遅れ、ペナン国際空港に到着したのは、19:15でした。
1日目は、ほぼ移動に費やしました。
2日目は、メインの観光です。
こんな感じで移動していました。
宿泊先のホテル(Eastern & Oriental Hotel, Penang)を9時半に出発し、東の方へ。
雨上がりで、涼しく快適でした。
最初に目に留まったのは、「Penang High Court(裁判所)」でした。
綺麗な建物だったので、写真をパチリ。
続いて、「MBPP(市庁舎)」です。
「MBPP」は、「Majlis Bandaraya Pulau Pinang」の略の様です。
これも大変立派な建物です。
[今もなお大切に保存され、大英帝国の全盛期を彷彿させる建築物。美しい白亜の建物はジョージタウンの シンボル的存在。現在は市議会場として使われています。(マレーシア政府観光局HPより)]
歩いているとこんなのぼりが!!
「盆踊り」って書いてあります。(笑)
そして、観光の目玉の一つ「コーンウォリス要塞」!
近づいて行くと、この要塞の変遷が看板に記されていました。
[1786年にフランシス・ライトが上陸した場所に設けられた要塞。(マレーシア政府観光局HPより)]
入り口は西側と東側とにあるようで、こちらは西側の入り口です。
料金を支払うと手首に巻く入場券を貰いました。
中に入ると、建物の壁に世界遺産の文字。
敷地内には、「灯台」と「船のマスト」?
実際使われていたものかはわかりませんが、大砲がありました。
そして、次の目的地「ビクトリア・メモリアル時計台(Queen Victoria Memorial Clock Tower)」が見えています。
時計台に向かう為、東側から出ました。
西側の外壁は、レンガが剥き出しでしたが、東側の外壁は、以前の上塗りの跡が少し残っていました。
「ビクトリア・メモリアル時計台(Queen Victoria Memorial Clock Tower)」です。
[1897年に当時の英ビクトリア女王即位 60周年を記念して建てられた時計塔。(マレーシア政府観光局HPより)]
次は、「プラナカンマンション」へ。
[19世紀末に建てられた裕福なプラナカンの邸宅。内部にはプラナカン文化の資料や調度などを展示しています。開館時間:月~金 9:30-16:30 土9:30-13:00(マレーシア政府観光局HPより)]
緑の外壁が鮮やかな建物でした。
続いて、「セント・ジョージ教会」
[1818年に建てられたマレーシア最古の英国国教会。天を刺すような小塔が特徴的です。正面入り口と向き合うように 小さなパビリオンが建てられています。(マレーシア政府観光局HPより)]
次に「セント・ジョージ教会」の南側、3軒隣にある「観音寺(Tokong Kuan Yin)」
[中国系ペナン市民の信仰の中心的な存在の寺院で、参拝客で線香が絶えることがありません。広東省や福建省からやってきた中国人によって1800年代に建立されました。開館9:00-18:00(マレーシア政府観光局HPより)]
まだ、11時半でしたがちょっと早めの昼食を「ビストロTang」で頂きました。
昼食後、「ビストロTang」のある「ペナン・リトル・インディア」地域を離れ、「セント・ジョージ教会」や「観音寺」もある大通りへ戻るとすぐに、「スリマハマリアマン寺院」がありました。
[1883年に建てられたジョージタウン最古のヒンドゥー寺院。入口には、神や女神がかたどられた色鮮やかな彫刻が施されています。寺院内部には美しい装飾が施されたスブラマニアム神の像が安置されています。開館時間 8:00-12:00、16:00-21:00(マレーシア政府観光局HPより)]
残念ながら、目の前過ぎて写真に納まらず、撮れていません。
そこから、わずか50m先に「カピタン・クリン モスク(Kapitan Kling Mosque)」
[19世紀初頭にインド系イスラム教徒によって建てられたモスクです。ムーア様式を採用しており、ドーム型のミナレット(光塔)が特徴です。開館時間 11:00-17:00 (礼拝時間は見学できません)(マレーシア政府観光局HPより)]
大通りから左にそれて前進すると、前方に「ヤップコンシ―」。
[福建省出身のヤップ(葉)一族の霊廟で、1924年に建てられました。(マレーシア政府観光局HPより)]
「ヤップコンシ―」を右手に前進して行くと、前方右手奥に「マレーモスク」が、左側には「クー・コンシ―」の入り口があります。
先ずは、「マレーモスク」へ。
「マレーモスク」横手の街並みです。
そして、「クー・コンシ―」へ。
ここは入場料が必要で、支払うと服に貼る、丸いシールをくれました。
通路を通って中に入ると、立派な建物がありました。
[ペナン島一豪華な中国寺院です。中国南部から渡ってきたクー氏が子孫のために建てた霊廟です。1898年に建立されましたが火災にあい、現在のものは1950年に再建されたものです。建物全体の重厚感もさることながら、重さ25トンにもなる重厚で緻密な屋根や外壁に刻まれた彫刻は圧巻です。開館 9:00-17:00 。(マレーシア政府観光局HPより)]
「クーコンシ―」からは、再び大通りに出て、世界遺産地区を巡回する無料バスに乗車してホテルへ帰りました。
ペナンでの観光は、残念ながらこれで終了です。
十分、歩き疲れました。
3日目は朝から香港経由で台湾へ移動です。
最後に、ジョージタウンを歩き回って感じた事。
ほんの小さなエリア内に長い年月を掛けて様々な人種と多種多様な文化が入り込み、それらが融合して、出来上がってきたものなのだと感じました。
機会があれば、是非行って頂きたい所です。